通販でED治療薬を購入するメリット・デメリット

まずは、結論から言いますと

通販でED治療薬を購入はしないでください。

ではなぜネットには数多くのED治療薬がネットで販売されており、通販で購入できるのでしょうか?

ここではED患者の心理的な背景によりメリットに見える部分と、実際のデメリットとして通販で購入することの危険性についてご説明します。

海外通販による個人輸入のメリットとその背景

まず海外通販による個人輸入で購入する場合のメリットとデメリットを紹介します。海外通販による個人輸入は、低価格、プライバシーの保護、時間の節約、さまざまな薬を選べるなどのメリットがあげられます。

通販サイトは、ED治療薬に限らず、さまざまな日常品であっても簡単に購入できたり、価格が低価格で購入できるなどのメリットがあり近年注目されています。

また、高齢者ほど遠くまで買物へ行くことが厳しいため、高齢者こそ通販サイトを利用すべきなのです。実際2014年に総務省が行った調査によると65歳以上のネットショッピング利用が右肩上がりに伸びているという報告がされています。

海外通販による個人輸入のデメリット

次に個人輸入のデメリットを見て行きましょう。個人輸入した薬を飲んで副作用が出ても自己責任になります。

日本には「医薬品副作用被害救済制度」というものがあります。これは薬による副作用で健康被害が出た場合、厚生労働省が給付金を支払う仕組みです。

しかし、通販による個人輸入で購入した薬に関しては、給付の対象外となってしまいます。

「偽物の可能性がある」については、5、6年ほど前と比べれば取締りが厳しくなり、ほとんどなくなってきています。しかし、そういった悪質なサイトは残念ながら存在するのが現実です。

偽物のED治療薬は厄介なことに本物とほとんど見分けがつかないこと。本物の1.5倍以上の有効成分が入っているもの、体に有害なものが含まれるケースなどリスクがあります。

病院で処方する場合のメリット・デメリット

実際にはこちらの方法でED治療薬を入手する方法がベストです。では、お医者さんから処方してもらう場合を考えてみましょう。

通院することのメリットは、専門性の高いお医者さんから適切なアドバイスがもらえる、安全性が高い、偽造品の可能性が皆無、欲しい時にすぐに処方してもらえるなどです。お医者さんで処方してもらう時のメリットとして圧倒的に「安全性が高い」これに尽きると思います。また、専門のお医者さんに相談することで適切なアドバイスがもらえます。これにより、併用禁止薬などをお医者さんからあらかじめ指摘してもらえます。

病院で処方するデメリットですが、コストパフォーマンスが悪い、通院しているところを第3者に症状を知られる可能性があるなどです。

コストパフォーマンスは、海外通販ほどよくないものの、「診察無料」や「処方料金込み」で安価な価格帯でのお客さんのニーズに合わせたお医者さんが増えています。なので、コストパフォーマンスについては値段に関してあまり気にしないという方であれば、問題ないかと思います。

第3者に症状を知られる可能性ですが、これに関しては病院に勤務されるお医者さんや看護師の方に知られないようにするのは厳しいでしょう。しかし、どういった理由で通っているのかという個人情報が流出することはないでしょうから、こちらもあまり気にしなくていいかと思います。実際の治療の流れや様子などを事前にみておくと、そのような不安もなく通院できると思います。

ED治療の診察はどんなことするの?治療効果や安全性は?内服するだけで手軽にできるED薬の有効率は80%以上で、治療の第一選択です。また内服薬を使えない場合では注射によるICI療法があります。それぞれの治療法の特徴や、方法など詳しく解説致します。