将来のことを考えると正社員で就職した方がいいのかも

将来を考えると・・正社員になることは重要なのかも

結婚する前から正社員ではなくフリーターとして仕事をしている人も多いです。
正社員になれるのにフリーターを選ぶ女性も多く、そこにはいくつかの理由がありますが、将来のこと、結婚後のことを考えると、未婚の今こそフリーターではなく正社員として働いているほうが利点も大きいといわれています。

結婚、出産後は働き方も未婚の時とは変わりますので、その時になってから独身時代に、正社員として働いておくべきだったと後悔しないように、今理解すべきことがあるのです。
フリーターとして働く女性も正社員を目指すほうがいいわけとは何か、よく理解しておきましょう。

なぜ?フリーターではなく正社員になる方がいいのか

女性は結婚して出産などを経験し、復職する時に正社員になるのではなく、働き方をパートに変更するなど正社員として働く選択がしにくくなる傾向があります。
結婚すればどっちにしてもアルバイト、パートという働き方しかできなくなるんだったら、独身時代もフリーターでいいでしょ?と考えてしまう女性も多いです。

またアルバイトやパートであっても10万前後、それ以上を稼ぐ女性もいて、会社の規約などに縛られる正社員生活をしなくてもアルバイトでいいじゃないかと考えてしまう女性もいます。
フリーター生活で苦労していないし、正社員になる必要性を感じないから、正社員への就職活動に必死になれないというわけです。

結婚や出産まで今からまだまだ長いのです

結婚して子供ができたら正社員生活なんてできなくなるんだから、独身の時にフリーターでもいいじゃない、と考える女性もいますが、その「結婚・出産」という時が来るまで、まだまだ長いのです。
現代は女性の結婚平均年齢が結構高くなっています。
2015年の調査によると、女性の初婚年齢は29.4歳、最初のお子さんが生まれる年齢は30歳くらいといわれているのです。

大学を卒業して働くようになる年齢は23歳、それから最初のお子さんが生まれるまで働くとすると、7年間は働くことになります。
え?そんなに長い期間があるんだと感じる人は多いでしょう。
この期間、アルバイトだけをしているフリーターと正社員では、お給料の差がかなり大きくなりますし、正社員として働く中で経験できることと、フリーターとして働くことで経験できることには大きな違いがあるのです。

もう一つ、正社員で働いてきた人の利点としては、結婚、出産を経てから市就職する際、正社員で働いてきた人は正社員として働くことが期待できます。
しかしアルバイト、パートの経験しかない人が、結婚・出産後に正社員になるのは非常に難しいのです。

再就職で正社員になれる場合とアルバイトで働く場合の収入格差は大きい

フリーターでもがっつり働けば、もちろん10万前後、それ以上の収入となることがあります。
月10万稼ぐ人の場合はボーナスなどもありませんので、単純に120万にしかなりません。

しかし正社員の場合は、若い女性でも年収250万から300万以上になるでしょう。
社会保険など給料から差し引かれるお金は大きくなりますが、それでも年収には大きな差が出ます。
結婚の資金にすることもできますし、結婚後の生活を考えて貯金しておくこともできるでしょう。

さらに、結婚出産後、再就職する際にも正社員として培ってきた経験や技術が活かされることが多いのです。
フリーターで難しい技術職の方もいますが、一般的には工場の作業やコンビニ、スーパー、ドラッグストアなどでの仕事は単純作業が多くなります。
飲食店も同じ、ほぼ単純作業なので経験や技術を培うという事にならないことが多いです。

正社員の場合は新人研修を受け、技術や資格を身に着ける機会もあるので、再就職時に役立つことが多いといえます。
フリーターだった人と正社員だった人が同じ職場で面接を受ければ、経験、技術を持っているという事で正社員が選ばれることも多いのです。